
Dr.Jhoの勝手にお勧め本
自分では手にしない、医療やパスに参考になる一冊がみつかります。
パス関東のメンバーの皆様に、年末年始にお勧めの本を書いておきます。
今回はプレゼン用にお勧めの本です。
学会で座長をしていると、
「もっとうまく発表していれば、聞いている人たちに伝わるのに・・・」とか、
「もっとうまく伝えていれば、みんなのためになるのに・・・」
といった、残念な発表に出くわすことも多いものです。
この2冊、次回のパス関東研修会までに読んでおけば、発表の仕方も変わってくるかもしれませんね。
それでは、良いお年を!
御存じ(かどうかは知りませんが)、プレゼンテーションの“エバンジェリスト”、西脇資哲さんの本です。
「エバンジェリスト養成講座」が有名ですが、個人的にはこちらの方がためになりました。
“魅せる”プレゼンのコツがわかり易く解説されています。
「プレゼンは『目線』で決まる」西脇資哲 ダイヤモンド社

サブタイトルに、“医師・研究者必読!”とあるように、医療関係者が医療系発表をするために書かれています。
学会に行ってもこの手の本が書店で売られていますね。
何冊か読みましたが、個人的にはこれが最もよかったです
「あなたのプレゼン誰も聞いてませんよ!シンプルに伝える魔法のテクニック」渡辺欣忍 南江堂

New!
New!
日本では、移民によるマンパワーの確保が不可欠であることが書かれています。
実際、当院でも既に、マレーシア人のヘルパーが働き始めています。
都会の施設よりも地方のほうが、マンパワーパワーの不足は深 刻です
「限界国家」毛受敏浩 朝日新書

ベストセラーになったので、読んでいるかもしれませんね。
少子高齢化が進むこれからの日本で起きることが予測され、書かれています。
医療・介護の現場では、医療・介護を受ける側が激増するにも関わらず、
医療・介護を提供する側のマンパワーも激減し、待遇もよくなる見込みの無いことが考えられ、暗くなります。
「未来の年表」河合雅司 講談社新書
「未来の年表2」河合雅司 講談社新書

PDCAを廻すことがいかに大事かはどこの企業でも知っているのに、実際にはほとんどの企業でPDCAを上手く回せずにいるのはなぜか、を書いてあります。
フィードバックしてばかりの後ろ向きの姿勢でなく、常に目標を頭に入れて、
それを目指すフィードフォワードの考え方が重要であると解説しています。
「フィードフォワード」久野和禎 フォレスト出版

ビジネスの現場で経営改善をするために、PDCAサイクルを廻し続けることがいかに大事かを、小説仕立てで書いてあります。
男性の読む小説ですが、非常にためになると思います。
ベンダーの人に勧めたら、早速密林で購入してました。
「戦略参謀」稲田将人 日経ビジネス文庫
「経営参謀」稲田将人 日経ビジネス文庫
